最近は日本各地で空き巣や侵入窃盗の被害が後を絶ちません。
警察庁のデータによると、特に都市部や郊外の住宅地では、犯行のターゲットとなる家に共通の特徴があることが分かっています。
つまり、「空き巣に狙われやすい家」と「空き巣に狙われにくい家」には明確な違いが存在しているのです。
防犯対策をしているつもりでも、その対策が間違っていれば逆に目を付けられてしまう可能性すらあります。
では、どのような家が狙われにくくなるのでしょうか。
本記事では、「空き巣に狙われにくい家の条件」や、今すぐ取り入れられる防犯対策について徹底的に解説します。
家族と財産を守るため、ぜひ最後までご覧いただき、参考にしていただければと思います。
空き巣が狙いやすい家の“共通点”とは?

留守を悟られやすいポイント
空き巣がターゲットを選ぶ際、最も重視するのが「その家に人がいるかどうか」です。
つまり、留守であることがひと目でわかる家は、非常に狙われやすいのです。
たとえば、郵便ポストにチラシや郵便物が溜まっている場合、明らかに数日間誰も触れていないと判断されます。
これは長期不在を示すサインとして有名で、空き巣はこのような家を見逃しません。
また、夜になっても照明がまったく点いていない家、日中カーテンが閉まりっぱなしの家も、在宅感が薄く、留守の印象を与えてしまいます。
それに加えて、洗濯物が何日も干しっぱなしで動いていない様子も、生活感の欠如として判断されがちです。
さらに、インターホンで訪問した際に無応答が続く家や、電話の留守番応答メッセージで「○月○日まで不在です」などと具体的な期間を明かしている場合なども、空き巣にとってはありがたい情報源になります。
したがって、留守を悟られないようにするためには、細やかな配慮が必要です。
たとえば、郵便物は信頼できる知人や近所の人に頼んでこまめに取り出してもらう、あるいは郵便局に一時的に配達を止めてもらうという方法があります。
それに加えて、外出時でも照明が自動で点灯・消灯するタイマー機能付きの照明を設置すれば、不在中であっても在宅しているかのような演出が可能です。
さらに、防犯カメラやスマートドアホンであれば、訪問者がいてもスマートフォンで応答でき、あたかも在宅しているように見せかけることができます。
このように、日常の中で不在を感じさせない工夫を凝らすことが、空き巣に狙われにくい家づくりの第一歩となります。
侵入しやすい物理的条件
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空き巣は基本的に「短時間で静かに侵入できる家」を好みます。
したがって、物理的に侵入が容易な構造の家は格好のターゲットとなってしまいます。
まず、最も狙われやすいのが無施錠の窓や玄関です。
意外に思われるかもしれませんが、「ちょっと近所まで」と思って鍵をかけずに外出してしまう人は少なくありません。
しかし、わずか5分でも空き巣にとっては十分な犯行時間となり得ます。
また、1階だけでなく2階の窓も油断は禁物です。
雨どい、室外機、カーポートなど、足場になるものがある場合、空き巣はそれを巧みに利用して2階にも簡単に登ってきます。
さらに、植木や塀で囲まれた死角の多い家も、空き巣にとっては好都合です。
外からの視線を遮る構造は、居住者にとってはプライバシー確保になりますが、犯人にとっては「人目を気にせず作業できる安全地帯」になってしまうのです。
もう一つ重要なのが「鍵の種類」です。
古い住宅で使われているディスクシリンダー錠などはピッキングが容易で、わずか数十秒で開けられてしまいます。
現代では、ピッキング耐性の高いディンプルキーやスマートキーの導入が推奨されています。
よって、物理的に侵入しにくい環境を整えることは、防犯において最も基本的でかつ効果的な対策です。
すべての出入口に補助錠をつける、2階にも防犯フィルムを貼る、死角となる場所には人感センサー付き照明を設置するなど、多層的な工夫が必要です。
逃げやすい環境
空き巣は侵入と同じくらい「逃走ルートの確保」を重視します。
つまり、「逃げやすい環境にある家」は、犯人にとって都合がよく、狙われやすくなってしまうのです。
たとえば、家のすぐ裏手に人通りの少ない路地がある場合、万が一誰かに見られてもすぐに姿を隠せるため、逃げ道として使われやすくなります。
また、住宅密集地の中でも、裏口が道路に面しているような家は、逃走経路が確保しやすいため危険です。
さらに、周囲に監視カメラや防犯灯が設置されていない地域では、夜間の逃走も容易になります。
街灯のない道路や、植栽が生い茂っていて隠れやすい家なども同様です。
これに対抗するためには、「逃げにくさ」を作り出す工夫が不可欠です。
たとえば、家の外周に音の鳴る砂利を敷くことで、侵入や逃走時に音を立てさせることができ、心理的なプレッシャーを与えます。
また、庭や出入口の複数箇所にセンサーライトを設置すれば、不審な動きを自動的に照らし出すことができます。
さらに、隣接住戸との距離が近い場合には、フェンスの透過性を高めることで視認性を確保し、「見られている」というプレッシャーを与えることも重要です。
総じて、逃走ルートをあらかじめ潰しておくことは、空き巣に「この家はやめておこう」と思わせる決定的な要素になります。
狙われにくい家にする「見せる防犯」対策

防犯カメラ・照明の設置
空き巣が最も嫌うのは、「自分の姿を記録されること」です。
そのため、防犯カメラの存在は極めて大きな抑止力となります。
実際に、玄関や駐車場に防犯カメラを設置している家は、空き巣の下見段階で避けられる傾向にあります。
ただし、防犯カメラは「設置して終わり」ではありません。
防犯効果を最大限に発揮するには、「わざと目立つ位置に設置する」「カメラが録画中であることを知らせるステッカーを貼る」といった“見せる演出”が重要です。
さらに、最近では人感センサー付きのセキュリティカメラが人気です。
人物の動きを検知すると自動で録画・ライト点灯・スマホ通知までしてくれるため、リアルタイムでの対応が可能になります。
照明についても、ただ明るければよいというものではなく、ポイントは「動きに反応して光ること」です。
人感センサー付きのライトは、侵入者が近づいた瞬間にパッと光ることで、驚かせると同時に周囲への警戒心も高めます。
また、夜間のアプローチや裏庭など、死角になりがちな場所にも照明を配置することで、隠れにくい空間が生まれます。
これにより空き巣は心理的なプレッシャーを受け、「ここは危ない」と判断する確率が高まるのです。
以上のように、防犯カメラと照明を併用することで、見える防犯=心理的抑止力を格段に高めることができます。
音で警戒を促す外構工夫

視覚だけでなく、聴覚への刺激も防犯対策として非常に効果的です。
たとえば「防犯砂利」は、歩くだけでジャリジャリと音が鳴る素材で、誰かが敷地内に入ってきたことを即座に察知できる手段として広く利用されています。
空き巣にとって、音は最大の敵です。
なぜなら、音が鳴ると自分の存在が周囲に知られてしまうからです。そのため、侵入の際に音が出るような環境を嫌います。
玄関まわりや窓の下、裏口などに防犯砂利を敷くだけでも、心理的な抑止力になります。
特に夜間、静まり返った時間帯では、その音の存在感はより際立ちます。
そのほかにも、風で音が鳴るウィンドチャイムや、開閉に連動して鳴る警報ブザー付きのセンサーなども効果的です。
これらは小さなアイテムながら、「侵入=音が出る=バレる可能性が高い」という図式を成立させます。
加えて、ペットを飼っている家では、犬の吠える声が防犯の一助になることもあります。
もちろん無理に飼う必要はありませんが、犬のいる家は犯人からすると“面倒な家”という印象を持たれるため、自然と敬遠されます。
以上のように、「音を出す」という点に着目した外構の工夫は、低コストで実行でき、かつ空き巣の心理に強く作用する有効な防犯手段と言えるでしょう。
テレビドアホン・録画機能付きインターホン
空き巣は実際に犯行に及ぶ前に、下見をするのが常です。
その際、訪問販売や配達員を装ってインターホンを鳴らし、在宅の有無を確認するという手口が多く報告されています。
このときに効果を発揮するのが「録画機能付きインターホン」です。
最近では、訪問者の映像を自動録画し、スマートフォンでリアルタイムに確認できるタイプのテレビドアホンが主流になってきています。
犯人側にとって、自分の顔や姿が録画される可能性がある家は大きなリスクです。
よって、録画インターホンが設置されていると認識した時点で、ターゲットから外すケースが多いのです。
さらに、外出中であってもスマホアプリを通じて応答できる機能を使えば、「あたかも在宅している」ように装うことも可能です。
空き巣は留守を狙うため、このような“在宅演出”は非常に有効です。
また、テレビドアホンのモニターが室内にあることで、訪問者の様子を玄関を開ける前に確認できるというメリットもあります。
これは防犯だけでなく、高齢者や子どもの安全にもつながるため、導入の価値は高いといえるでしょう。
つまり、テレビドアホンは「見せる防犯」でありながら、「記録と証拠」を残すための確かなツールです。
防犯カメラとの併用によって、さらに強固な防犯環境が構築できます。
窓・玄関の強化法:物理侵入を阻むリフォーム

防犯ガラス・フィルム・複層ガラス
空き巣の約6割が「窓」から侵入しているという統計が示すとおり、窓の防犯対策は極めて重要です。
とりわけ、一戸建て住宅では死角となる窓が狙われやすく、鍵だけでなく「ガラス破り」にも対応する必要があります。
そこで導入したいのが、「防犯ガラス」「防犯フィルム」「複層ガラス」といった“割れにくい窓”です。
これらは物理的に破壊しにくく、侵入までに時間を稼げるため、空き巣が途中で諦めるきっかけになります。
防犯ガラスとは、2枚のガラスの間に強靭な中間膜を挟んだ構造で、バールやハンマーなどで強打されても容易に貫通しない設計になっています。
破片が飛び散りにくく、二次被害のリスクも低減されます。
一方、防犯フィルムは既存の窓に後から貼るタイプの対策で、比較的安価に導入できます。
厚さと強度の高いフィルムを選べば、短時間での突破はほぼ不可能になり、防犯ガラスに準ずる効果が期待できます。
さらに、複層ガラス(ペアガラス)は防音・断熱効果に加え、窓の破壊に時間がかかる構造であるため、防犯効果も兼ね備えています。
これにフィルムを併用することで、物理侵入の難易度は格段に高まります。
防犯の基本は「侵入までに時間をかけさせること」です。
ガラスを突破できない、あるいは突破に時間がかかると判断した時点で、空き巣は別の家へターゲットを変える可能性が高くなります。
なお、ガラス交換やフィルム貼付の費用は1窓あたり数千円〜数万円程度が目安となりますが、自治体によっては防犯リフォーム補助金の対象となる場合もあります。
導入前に確認しておくとよいでしょう。
面格子・シャッター・内窓設置
防犯ガラスやフィルムで窓の強度を高めるのと並行して、外側からの侵入を物理的にブロックする「面格子」や「シャッター」も非常に有効な対策です。
これらは窓の外側に追加設置することで、侵入行動そのものを封じる効果があります。
まず、「面格子」はとくに浴室やトイレなど小窓に多く用いられる防犯設備です。
鋼鉄製やアルミ製など、頑丈な素材でできており、バールや工具を使っても破壊に時間がかかります。
格子の形状にも防犯性の高い「斜め格子」や「内開き防止設計」などがあり、選び方も重要です。
次に「シャッター」ですが、最近は電動式の防犯シャッターも増えており、スイッチひとつで夜間や不在時に完全に閉鎖できるタイプが主流になっています。
閉めるだけで外から中の様子が見えず、ガラスへの直接的な破壊行動を阻止できます。
さらに、「内窓(二重サッシ)」の導入も注目されています。
これは既存の窓の内側に新たな窓を設置することで、防音・断熱効果に加えて「侵入までの工程を増やす」目的も果たせます。
ガラスを割ってもさらに突破すべき窓があるという状況は、犯人にとって大きな障害です。
これらの設備は「開閉が容易」「デザイン性も高い」ものが増えており、防犯と快適性の両立が可能です。
新築だけでなく、既存住宅へのリフォームとしても導入しやすいため、ぜひ一度自宅の窓構造をチェックしてみると良いでしょう。
ワンドア・ツーロックや電子鍵の導入
玄関からの侵入は、空き巣の中でも計画的犯行で多く見られる手口です。
特に、鍵が1つだけの玄関ドアは狙われやすい傾向にあり、侵入時間が短く済むためです。そこでおすすめなのが「ワンドア・ツーロック」の考え方です。
ワンドア・ツーロックとは、ひとつのドアに対して2箇所に鍵を設置する防犯手法です。
一般的に上下に1つずつ鍵を取り付けることで、開錠作業に時間がかかり、犯人の犯行意欲を減退させる効果があります。
加えて、電子錠の導入も効果的です。
スマートロックやカードキー、暗証番号式の電子鍵は、物理的な鍵を使わないためピッキングの対象になりにくく、複製もされません。
オートロック機能付きのタイプを選べば、鍵のかけ忘れ防止にも役立ちます。
また、電子錠の一部には「侵入検知」や「遠隔操作」ができる機能が搭載されており、スマートフォンから外出先でも施錠・解錠が可能なモデルもあります。
家族の帰宅履歴が確認できる製品もあり、共働き世帯や高齢者のいる家庭にとっては安心材料となります。
ただし、電子錠には電池切れやハッキングといったリスクもあるため、「電子鍵+物理鍵」の併用が理想です。
二重に施錠構造を持つことで、さらに突破しにくい玄関ドアとなります。
このように、玄関まわりのセキュリティを強化することは、空き巣への大きな抑止力となります。まずは「鍵の数と種類」を見直すことから始めてみましょう。
ベランダ・2階の侵入経路を封じる

半透明手すりで“隠れにくく”
多くの人が「空き巣は1階から侵入する」と考えがちですが、実は2階からの侵入も非常に多く報告されています。
特に戸建て住宅や低層マンションでは、ベランダから侵入されるケースが目立っています。
その際、犯人にとって都合が良いのが「ベランダの死角」です。
すなわち、外から見えにくい構造になっていると、侵入行為中に周囲の目を気にせず作業ができてしまうのです。
そこで効果的なのが「半透明の手すり」による視認性の確保です。
ベランダの手すりが曇りガラスやパネルでできていると、内部が外から見えやすくなり、空き巣は周囲の視線を意識せざるを得なくなります。
逆に、完全に遮蔽された壁面型の手すりは犯人にとっては「外から隠れるシェルター」として好まれてしまいます。
したがって、防犯の観点からは「ある程度見える構造」が理想的です。
また、手すりの下部が広く開いているデザインも注意が必要です。
そこから体を滑り込ませてベランダに侵入される可能性もあるため、デザインの安全性と防犯性のバランスを考える必要があります。
加えて、ベランダの床や出入口にセンサーライトやカメラを設置すれば、犯人の行動を記録・照射することができ、さらなる抑止力となります。
このように、ベランダの構造や材質にも防犯意識を持ち、「隠れやすい場所をなくすこと」が重要です。
見える環境は、犯罪を寄せ付けない最もシンプルな防犯策のひとつといえるでしょう。
登りにくい足場設計
空き巣が2階へ侵入する場合、周囲の「足場になるもの」を使って登ってきます。
特に注意すべきは、雨どい、エアコンの室外機、カーポート、自転車置き場の屋根などです。
こうした設備は日常生活では必要不可欠なものですが、空き巣にとっては“便利な踏み台”になってしまうことがあります。
特に、外壁に近接して設置されている場合、数秒で2階までよじ登ることも可能です。
では、どのような対策ができるでしょうか。
まず、室外機などはベランダからできる限り離し、設置高さを下げるか、柵を設けてアクセスを制限する工夫が考えられます。
また、雨どいについては「防犯用スパイク」や「滑り止め防止キャップ」を取り付けることも有効です。
これにより雨どいをつかんで登る行為が物理的に困難になります。
カーポートや物置の屋根などは、ベランダの高さと直結しやすい構造になっていることが多いため、設置時点で高さや配置を工夫することが防犯上重要です。
たとえば、屋根の傾斜を急にしたり、手がかりになる箇所に金網を張るといった対策も有効です。
このように、建物の構造や設置物が「登るための足場にならないか」を点検し、必要に応じてリフォームや配置転換を行うことで、2階への侵入リスクを大幅に下げることができます。
忍び返しの効果と注意点
「忍び返し」とは、塀やフェンスの上部に取り付ける“トゲ状の防犯器具”で、外からの侵入を物理的に阻止するためのアイテムです。
とくに、塀越えによる侵入を防ぎたい場合には非常に効果的です。
設置されている家を見ればわかるとおり、金属製のギザギザした形状は見た目にも威圧感があり、侵入意欲を大きく削ぎます。
空き巣は、こうした危険のある箇所を極端に嫌う傾向があるため、視覚的な防犯効果は非常に高いといえます。
また、忍び返しは一度設置すればメンテナンスもほとんど不要で、長期間にわたって機能し続けるというコストパフォーマンスの高さも魅力です。
防犯カメラなどと併用すれば、なおさら強力な防御ラインになります。
ただし、設置にあたっては注意点もあります。
まず、自治体によっては景観条例や高さ制限などの規制がある場合があります。
また、鋭利なタイプの忍び返しは、万が一他人がけがをした場合にトラブルに発展する可能性もあるため、形状選びは慎重に行いましょう。
近年では、樹脂製のトゲやシンプルなデザインで安全性を保ちながら、しっかりと防犯効果を発揮するタイプも多く登場しています。
小さなお子さんがいる家庭やペットのいる家庭では、こうしたソフトタイプの製品がおすすめです。
つまり、忍び返しは「設置する場所・形状・目的」を明確にしながら導入することで、周囲の住環境と調和した、効果的な防犯対策となります。
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ホームセキュリティ契約(警備会社)
空き巣対策として「最も確実な方法は何か?」と尋ねられた場合、多くの防犯専門家が挙げるのが「ホームセキュリティの導入」です。
これは警備会社と契約し、自宅に防犯センサーや緊急通報装置を設置するもので、万が一の際にはプロの警備員が駆けつけてくれるサービスです。
たとえば、玄関や窓に開閉センサー、リビングや寝室に人感センサーを設置すれば、不審者の侵入を即座に検知し、自動で警備会社へ通報が行われます。
これにより空き巣は「侵入したら即バレる」「すぐ警備が来る」といった強いプレッシャーを受け、実行をためらうようになります。
さらに、警備会社のステッカーやサインボードが敷地内に設置されていれば、それだけで空き巣のターゲットから外れる可能性が高くなります。
プロの目から見ても「セキュリティ会社と契約している家」は高リスクであり、犯人にとっては避けるべき存在なのです。
ホームセキュリティといえば「セコム」が有名です。
▼ セコムの詳しい事はこちらにまとめました ▼
ただし、ホームセキュリティは一定の月額費用が発生するため、家計とのバランスを見ながら導入を検討する必要があります。
最近では、契約期間を限定した短期プランや、スマホ連動のセルフ監視型プランも登場しており、コスト面の選択肢も増えています。
セコムよりリーズナブルなのはソニーのマノマです。
▼ マノマの詳しい事はこちらにまとめました ▼
いずれにしても、「防ぐ」「見せる」「駆けつける」という三段構えを実現できるホームセキュリティは、安心感という意味でも非常に優れた防犯手段です。
定期点検・掃除で“住人在宅感”を演出
空き巣がターゲットを選ぶ際、生活感のない家や長期間手入れされていない家は「不在が続いている可能性が高い」と判断され、狙われやすくなります。
つまり、防犯の観点からも「住んでいる感」を日頃から演出することが重要なのです。
たとえば、玄関まわりや庭先に落ち葉やゴミが溜まっていると、長期間誰も掃除していない印象を与えてしまいます。
雑草が伸びっぱなしの庭も同様で、留守の証拠と受け取られる恐れがあります。
これを防ぐためには、定期的に外構を点検・掃除し、常にきれいな状態を保つことが肝心です。
特に長期不在となる場合には、あらかじめ信頼できる知人や近隣住民に依頼しておくとよいでしょう。
また、郵便物や宅配便の受け取りにも注意が必要です。
ポストが溢れている、再配達の不在票が複数枚貼られているなどの状況は、留守をアピールしているようなものです。
日本郵便や宅配業者では、不在時の一時保管や長期不在届けの手続きが可能なので、事前に活用しておくと安心です。
さらに、室内の照明タイマーを活用すれば、決まった時間に照明を点灯・消灯させることができ、「誰かが家にいる」ように見せることも可能です。
これらを組み合わせることで、“人の気配”を継続的に演出することができます。
日常のちょっとした心がけで、空き巣に「この家は管理されている」「誰かが住んでいる」と思わせることが、防犯対策として非常に効果的です。
近隣との連携・見守り体制の構築
空き巣は「地域に見守られている家」「住民同士のつながりが強い地域」を避ける傾向があります。
これは、顔見知りの住民が多い地域では、不審な人物がすぐに発見・通報されるリスクが高まるためです。
そのため、日頃から近隣住民とコミュニケーションをとり、互いに「見守り合う体制」を築くことが重要です。
たとえば、「○○さんの家が今日昼間から明かりがついてない」など、小さな変化に気づける関係性をつくることで、防犯の精度が格段に高まります。
また、町内会や自治会が発行する「防犯パトロールステッカー」や「監視中」の看板を掲げることで、空き巣への抑止効果も得られます。
定期的に見回りを行っている地域であることがわかれば、犯人はそこを避ける傾向にあります。
さらに、最近では「見守りアプリ」や「防犯SNS」を活用し、地域内での不審者情報をリアルタイムで共有する仕組みも整備されつつあります。
特に高齢者世帯や子育て世帯にとって、こうしたネットワークは安全確保の大きな助けとなります。
個人だけで防犯を完結させるのではなく、地域全体で安全を支えるという視点を持つことが、今後の防犯対策において非常に大切です。
【まとめ】空き巣に狙われにくい家にするには?
空き巣に狙われにくい家とは、「侵入しにくい」だけでなく「そもそも狙いたくない」と思わせる家です。
そのためには、物理的な防犯設備だけでなく、心理的抑止力や周囲の連携、生活感の演出といった総合的な対策が求められます。
本記事で紹介した防犯カメラや照明、窓・玄関の補強、2階の侵入防止、ホームセキュリティや地域ネットワークの活用などは、いずれも実践可能な方法ばかりです。
ひとつでも多く取り入れることで、空き巣にとって「面倒な家」「成功率の低い家」となり、結果的に狙われにくくなります。
大切な家族と財産を守るために、今一度ご自宅の防犯状況を見直し、できるところから改善していくことをおすすめします。

